タンザニアに限らず、多くのアフリカ諸国では安全な水確保が難しいのではと思われる。
その理由として、雨季以外あまり雨が降らず恒常河川が少ないことが考えられる。
また、給水施設の数が不足している、建設が難しい、
運営・維持管理が難しいといった理由があげられる。
私の任地イルラでは断水が非常に多い。
でもこれでもまだまし。もっと水が貴重な地域もある。
日本に居た頃、何気に使っていた水が貴重。
そのため水が出るうちに150Lくらいのサイズのバケツに水をためている。
毎日シャワーなんて浴びることできない。
また、日本のように水道から”きれい”な水は出ない。
濁っているし、ゴミや虫の破片さえ出てくる。
そのため支給された濾過器を使い、飲み水を作っている。
もちろん飲むには煮沸が必要!!!
あと生活に必要不可欠なのが電気!!!
ダル・エス・サラームでは停電が日常茶飯事!
特に都市部では電気不足が深刻のよう。
田舎は比較的安定しているためイリンガは比較的停電は少ないようである。
タンザニアでは、発電源のうち56%は水力らしい。
前にも書いたがタンザニアには恒常河川が少ない。
そのためタンザニアでの水力発電は難しいように思われる。
JICAではインフラ(運輸交通・電気)、また水セクターなどの支援も行っている。
電気・水ともに不安定ながらもなんとかここの生活には慣れてきました。