Iringa

Iringa
イルラ

2011年9月29日木曜日

結婚式

昨夜同僚Mr, ショーンデの結婚パーティーがあった。

他の同僚が「5時から始まるから、5時に迎えに行くよ!!」

なんかおかしいなと思いつつ、待ってたけど結局来てくれたのは6時だった。

かなり遅れたけど案の定パーティーは始まっておらず、始まったのは結局7時だった。

ゆっくり行ってちょうどよかった・・・・

会場にはタンザニア名物の大音量の音楽。音割れてますけど~

そして音楽に負けないくらい大音量のMC。正直これだけで疲れた!!

パーティーの方は新郎新婦の入場から始まり、結婚指輪の交換的な行事なのか

シャンパンをお互いに飲ませあっていた。

その後はダンスや祝辞やらが続いて、10時くらいになってようやく食事が出てきた。

さすが結婚パーティー!!料理が豪華だった。といってもいつものタンザニア料理だけど!!

なんだかんだで楽しい夜を過ごすことが出来ました。



今日ほとんどの先生が学校に来なかったのは言うまでもない・・・・・






2011年9月28日水曜日

生徒のレベル

来週から1週間休み。どこに行こう~。

実はこの休みの前に中間テストがあるはずだった。

なぜかタンザニアでは、テストの後に休みがある。

どうせなら休み後にテストした方がいいんじゃない??そうした方が勉強できるし。

と思ったから校長に提案してみた。したらすんなり日程が変わった。

まぁ休みが有っても生徒たちが勉強するか疑問だけど。


てことでテストに向けて授業の復習をすることにした。

実はそんな予定はなかったけどある生徒が、「先生!!連立方程式がわかりません!!」

と言ってきたことから始まる。実はその生徒、連立方程式は愚か簡単な一次方程式すら

分かっていなかった。

そこで今日の授業で、簡単な方程式から連立方程式まで復習を行った。

黒板に簡単な問題をいくつか書いて解かせたのだが・・・・・・・

まず生徒たちがイコール(=)の意味を理解していなかった。

そして文字(xとかy)を使う意味も理解していなかった。

なぜか途中で符号(+、-)が変わってるし。

簡単な引き算まで・・・・・


これは教えがいがあるなと思った一日でした。




2011年9月25日日曜日

援助について

協力隊の説明会等でよく元隊員だった方から聞いた言葉。

「教えるために行ったけど、学んだのは自分だった。」

「色々なことを学んだ。」

ネガティブな発言ばかりで申し訳ないが、彼らから学ぶことは本当にあるのかと疑問。

いつも陽気なところ、お年寄りを大切にするところなど、いいところはある。

でも仕事に関しては・・・・・・、


以前体罰についてこのブログで触れたことがある。

まだこういう事を話すのは早いかと思ったが、校長先生に自分の考えを伝えてみた。

多くの先生は時間通りに学校に来ないのに、生徒が遅刻すると体罰をするのはおかしいので

はないか。子供は大人を見て育つから、我々が模範にならなければいけないのではないか。

私が言った事は解ってくれたようだけど、「私の家は学校から遠いから仕方ない。ダラダラ(乗

合バス)もなかなか来ないし。」 結局言い訳か。

タンザニア人は本当にこの国を変えたいと思っているのか、ただただ援助に甘えているだけで

はないか。


 わずか数年前の1990年7月、日本はついに開発途上国を“卒業”した、と言ったら驚く人が多いに違いない。
第二次世界大戦後、日本はアメリカからの資金援助「ガリオア・エロア資金」から、総額18億ドル(うち13億ドルは無償援助)、現在の価値に換算すれば、約12兆円となる膨大な援助を受けていた。この援助がなければ日本の復興は考えられなかった。また戦後間もない1953年から導入された世界銀行からの低金利融資は計8億6,000万ドル(現在の価値に換算すると約6兆円)に達し、インドに次ぎ2番目の大きな金額であった。これらを返済し終えたのが1990年7月である(無償は除く)。日本も数年前までは開発途上国であったのだ。
 このように日本も援助を受けて、発展してきた。しかし日本はただただ援助に甘えていた訳ではないと信じている。自分たちの手で変えたのだと信じている。
 タンザニア人が自分たちの手でこの国を変えようという気がなければ、一生変わらないのではないか。

2011年9月24日土曜日

卒業式

この間の木曜日にForm Ⅳの学生の卒業式が行われた。

前々から歌の練習やらダンスの練習やらやってたから、どんな卒業式だろうと

少し楽しみだった。
















胃が痛くてちょっと学校を休んでいる間に、こんなテントが出来ていた。

イルラは風が強いから、大風が吹いたら吹っ飛んでしまうのではと少し心配。
















親御さんたちも駆け付けていた。
















卒業生が入場する時、ダンスしながらの入場にはいきなりびっくりした。

この後、卒業生や在校生からの劇や、ダンス、歌などの出し物が

4時間近く続いた。そして爆音の音楽。正直ただただ疲れた。

当然全部スワヒリ語だから意味が解らない。来年の卒業式ではわかるようになりたい。

一部劇(というかコントかな)の中で、外国人の自分からすると笑えない内容のものもあった。

詳細は控えるが、そういう点でタンザニア人はマナーが非常に悪い。

そういえば、卒業生が被っている帽子。ダンボールでの手作りだった。


翌日、教師のミーティングが開かれた。

恐らく議題は卒業式について。

当然すべてスワヒリ語。意味わからない。

1時間くらいで終わるだろうと思っていた自分が甘かった。

なんと一つの議題で、なんと5時間!!


非常に非効率的。心の中で早く終われーと思いつつ何とか耐えた。

2011年9月21日水曜日

すこし緊張した

先週の事だが、ボランティア調整員の方が出張でイリンガ方面に来られ、

その際私の配属先に寄って下さった。

そして私の最初の授業を少しだけだが見て頂いた。

最初の授業というだけでも緊張するのに、よけいに緊張してしまった。


















授業風景


最後に記念撮影





2011年9月18日日曜日

ラッキー

KOICAのチャンさんから韓国のりを頂いた。

KOICAでは韓国のりの配給があるらしい。うらやまし~

















おいしく頂きました。ありがとうチャンさん!!!!
















今日村で買い物していたら、自分が数学を教えている生徒が店番を

していた。みかんを2つ買ったら、1個おまけしてくれた。ありがと~


2011年9月15日木曜日

タンザニアでの食

そういえば、タンザニアのローカルフードについて触れていなかった気がする。

日本では四季によって料理も変化するし、ご当地料理なんてのも存在する。

しかしタンザニアでは、そんなものは存在しない。

レストランによって味は異なるけど、どこに行っても同じ料理しかない。

美味しいんだけどね。ただ同じものしかないから飽きる。


これは「ピラウ」。炊き込みご飯みたいな感じ。

タンザニア料理の中では一番好き。

ダルにいた頃は毎日食べていた。 


 
「ワリ サマキ」

 ワリ=ご飯 サマキ=魚

 ご飯と揚げたお魚。



タンザニアの料理はこんな感じで、主食はご飯、調理用バナナ、あとウガリ。

ウガリはトウモロコシの粉をお湯で練ったもの。

最初意外とイケる!!と思ったけど、速攻飽きた。

もういいや。お米とウガリが選べるのなら、ウガリは食べないと思う。

おいおいそのほかのメニューも紹介したいと思います。


すでに日本食が恋しくなっています。イクラが食べたいー


















島根県松江市で食べた鮭イクラ丼。なつかしい




いつものことだけど

うちの学校では教師は朝7時半までに学校に行くことになっている。

僕はだいたい7時20分には学校に到着しているのだけれど、

その時間にほかの先生は殆ど来ていない。今日は自分と教育実習生しかいなかった。

まぁいつものことだけど。

7時40分から1時間目が始まるけど、当然時間通りに授業は始まらない。

8時くらいになって、やっと次の先生が来た。

しかもタイムカードには当然のように7時30分って書いている。

もう8時だけどって言ったら「これはタンザニアのトラディショナルだから問題ない。」とのこと。

「だったら意味ないから書くなよ!!」と突っ込みたくなる。

生徒が遅刻したら体罰するのに”お前らは遅刻していいのか”っていつも思う。

しかも自分の授業が終わると、当然のように御帰宅。

だいたい仕事をしている姿を見たことがない。


タンザニアでは教師の給料は決して高くない。

だから気持ちはわからないことない。だからって遅刻とかが許される訳ではないけど。

今後少しでも改善してくれたらな。



参考まで教師の初任給

小学校教師 (Grade A取得者)      : 133,590Tsh (日本円で約8,000円)
中等学校 O-Level (Diploma取得者)  : 165,600Tsh (約10,000円)
A-Level (Degree取得者)  : 259,120Tsh (約16,000円)

Grade A・・・小学校教員資格。O-Level終了後教員養成校で初等教員課程を履修。
Diploma・・・O-Level教員資格。A-Level終了後、教員養成校課程を履修。
Degree・・・A-Level教員資格。大学学士課程修了。






2011年9月14日水曜日

教室

学校の黒板。コンクリートにペンキを塗っただけの物。

たまに穴が開いているし、すごく書きずらい。

まぁあるだけましかな。


















ちなみにこれは他の先生の板書


僕が教えているForm Ⅰの生徒は全員で140人くらい。

普段はAクラスとBクラスに分かれている。
























カメラを出すとみんなすごい勢いで「写真を撮って」っ言って来たから何枚か撮ってあげた。









































授業スタート

今週からやっと授業を始めた。

今受け持っている授業はForm Ⅰの数学。日本の中学1年生くらいのレベル。

そして今やっている範囲はGeometry。最初の授業は分度器とかコンパスの使い方とか。

町の本屋さんで教授用の分度器とか売っていたけど、普通の教諭は買えない。

というか正確には買わないんだと思う。

給料低いしそこまで情熱を持っている先生はいない気がする。

だから身の回りにある物で代用したり、作ったりする。こんなんで出来るよみたいな。

とりあえず厚紙をつかって作った。まぁなんとか使えた。

今後改良していくつもりです。


















これはコンパスの代用品。シャーペンの消しゴムの部分を軸として使っている。
















他の先生は白のチョークしか使わないけど、赤とかのチョークも買ってみた。
















新品なのに割れていた。ひと箱12本入って500Tshだった。

2011年9月10日土曜日

最近の食生活

タンザニアではお肉は量り売りで売ってくれます。

その場で肉の塊から切り取って売ってくれるらしい。でもまだ買ったことない。

ただ100g単位で買えなくて、最低500gから!!

多くの隊員も同じだと思うけど、冷蔵庫を持っていないので肉を買うことが出来ない。
(保存が出来ないため)

当然食生活もバランスが崩れちゃう。炭水化物と野菜中心。

タンパク質が完全に足りていない。

だからまた最近ローカルな食堂に行くようになった。

そこでちゃんとタンパク質を補給してます。


イルラはトマトの生産が盛んということで、今晩はトマトを使ったパスタ。

当然肉類は入ってません。
















冷蔵庫が欲しい。

2011年9月8日木曜日

沈まぬ太陽

KOICA(韓国のボランティア)のリーさんに誘われてつい行ってしまった。

こんな悪路をイリンガから2時間


















念願のルアハ国立公園!!!

セレンゲティ国立公園などと比べてメジャーな国立公園ではないものの、

その広さ約1万2950Km2とセレンゲティに次いで2番目の広さ。

東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)が約1万3404Km2だからその広さが想像できる。

ルアハは大ルアハ川に広がる国立公園でワニ、カバ、水鳥が多いらしい。


 












日本でも動物園で見たことあるけど、やっぱり迫力が違う。















子連れの像は、こっちを相当警戒していて怖かった。

泊まっていたロッジも象に囲まれていたらしい。寝ていたから知らないけど。

マサイキリン
















シマウマ






















たぶんレッサークドゥ























そして一番見たかったライオン。でもオスは見れなかった。


















ほかにサバンナモンキー、ヒヒ、イボイノシシ、インパラ、ガゼルなどを見ることが出来た。

好きな動物が見れるか否かは運次第だけど動物園なんかで見るより迫力もあるし、

近くで見れるのがいい。野生動物の営みを直に見ることができる。

改めて自然を守らなければと思った。

















次回行ったときは、チーターやヒョウも見たいなー。

学校のスケジュール

私が配属されているニャルンブ中等学校のスケジュール

1st  7:40~8:20
2nd  8:20~9:00
3rd   9:00~9:40
4th  9:40~10:20

休憩 10:20~10:40

5th  10:40~11:20
6th  11:20~12:00
7th  12:00~12:40
8th  12:40~13:20
9th  13:20~14:00

びっくりするくらいタイトなスケジュール

授業の合間に休憩時間がない・・・・・

大学生の時ですら、90分授業は長く感じた。いや長かった。

こんなんで生徒の集中力はもつのかな??

と疑問だったので、日本のシステムを説明しつつ他の先生に質問してみた。

僕 : 「日本では授業の合間に10分くらいの休憩があるのに、
なんでここでは休憩ないの??」

先生 : 「知らない。」

僕 : 「こんのんで生徒の集中力もつの??」

先生 : 「集中力もたないと思う。」

僕 : 「あまり効率的ではないとおもうけど・・・・」

先生 : 「僕もそう思う・・・・」

先生 : 「なかには朝食もなしで来る生徒もいるし、

給食もないから授業が頭に入らないよね。」


そのうえ1時間目が始まる前に掃除時間、全校朝礼等があるため

生徒は7時頃には学校に行かなければならない。


このタイトなスケジュールを生徒はよくやっていると思う。

2011年9月4日日曜日

ブログのタイトル

ブログのタイトルを変えてみました。

以前のタイトルはMambo。

スワヒリ語のスラングで「調子はどうだい??」

てな意味でした。

当初は特にいいタイトルが思いつかず、

でもタイトルとしてはありきたりなので、

変更しました。

日本食パーティー

Peace Corps(アメリカ平和部隊)のアーロンさんの家で

日本食パーティーを行なった。イリンガとその周辺に住ん

でいるアメリカ、キューバ、韓国、日本のボランティア、

そしてタンザニア在住の日本人とその子供というメンバー。

豚汁、お好み焼き、照り焼きチキン、海苔巻などなどを

一緒に作って食べました。













久しぶり(まだ2か月しかたっていない)の日本食に

癒されました。

ほかの国のボランティアとも色々話せて楽しかった。

このパーティーはこれからも続けるらしい。

次回はキューバ料理らしい。楽しみ!!!