Iringa

Iringa
イルラ

2012年12月4日火曜日

タンザニの農村部では、未だに川から水を汲んできて生活用水にしたり、井戸から水を汲んで使用している地域が多くありますが、私の任地は比較的大きな村なので、水道管が整備されていて、蛇口から水が出ます。

とは言っても週に1~2回。

最近は運が悪かったのか2週間水が来なかった。
水がないと本当に辛い。でも自分より過酷な環境で活動している隊員もいるので、文句は言えません。

水がきちんと届かない理由はこれ。





















地面からむき出しになっている黒いホースが水道管です。

この様に地面からむき出しになっていたり、地中に埋まっていても、ごく浅いところにあります。

ですので草刈などをして、水道管が壊れてしまったりっと言ったことがよく起こります。
ポーレです。

また、水圧が低下した時に、水道管の割れ目から、汚水やゴミが入ったりということも起こります。

もちろん、水道水を直接飲むなんて事は出来ません。

多くの隊員はJICAから支給された、濾過器を使用し、さらに煮沸をして飲料水or調理用の水にしています。

私の任地では、水道水が汚いため、シャワー用の水も洗濯用の水も大きなバケツに一旦貯めて、ゴミを沈殿させて、上澄みだけを使っています。

あまりにも水道水が汚いので、最近はまず大きなゴミを取り除くために、こんな装置も使っています。

使用済み






























ペットボトルの上下を切って、片方に何重かに折ったガーゼを着けて、その上から水を通すといった簡単なものですが、これで大きなゴミはだいたい取れます。

汚れたガーゼは洗って、また使えるので経済的。

小さなゴミは取れないけど、まぁOKでしょう。

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