Iringa

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イルラ

2012年11月19日月曜日

イルラのトマト

It's Monday , all day.
タンザニアでも月曜日は少し憂鬱・・・

任期も残り約半年。
日本に帰国した時のことを考え、タンザニアで出来ることは全てやって帰ろうと心に誓っております。
さぁどこまで出来るか。

今、タンザニアでは乾季から雨季へと季節が移り変わろうとしています。

雨季は恵の季節。雨季になると、様々な恩恵を浴することができます。

例えば、水の確保が難しい地域でも水を容易に確保できる。
またタンザニアでは水力発電に大きく依存しているため、雨季になると電気が比較的安定に供給されるようになります。

とは言っても、タンザニア赴任当初のダルエスサラームではよく停電していましたが、最近では殆ど停電しません。
なんでも、アフリカ各国の首脳がタンザニアを訪れた際に停電し、キクウェテ大統領が恥をかいたためとか。
どうせなら、その時ついでに断水もすればよかったのに・・・・

そしてなんといっても、雨季といえば農耕の季節。
乾季は暇そうにしているイルラ(任地)の人々も、雨季が近づくに連れて少しずつ忙しくなってきたようです。

我任地イルラの名産といえば、トマト。イルラではトマトがものすごく安い。
いつも買い物をするお店では、200Tsh(約10円)でトマト8~10個買うことができます。

でもイルラで安いのはトマトだけ。
雨季になると、皆一斉ににトマトを作り始めます。
本当にトマトだけ・・・

完全に需要と供給のバランスが崩壊しています。

それにトマトだけを、大量に栽培しているので、当然余ります。
余れば当然腐ります。

腐る前に、トマトをケチャップなどに加工して売れば、収益向上につながると考えられますが、そういう発想には至らないようです。

少し工夫すれば、大きく変わる可能性を秘めているだけに、残念。

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