Iringa

Iringa
イルラ

2012年11月22日木曜日

エッセイ

タンザニアの教育関係の隊員で構成されている部会では、中等学校の生徒に対する奨学金制度の運営を行なっている。

ここ最近、その制度へ学校推薦する生徒の書類、特にエッセイの添削を行なっていた。

エッセイの添削で一番感じた点。それはエッセイの内容が”薄い”こと。

エッセイを書くためには、そのテーマに沿ったある程度の知識が必要だが、その知識が圧倒的に少ないように感じた。相手はまだ、日本で言う中学生だから、仕方ないと言えば仕方ない。

タンザニアの多くの学校がそうであるように、私の配属先の学校も図書室がなく、彼らが”情報”に接する事のできる機会が圧倒的に少ない。

タンザニアの教育上の問題の一つだと思う。

また、本選考を通し、彼らの将来の展望、家庭の状況等を多く知ることができた。

彼らの中には、両親の収入が0ということも珍しくなかった。

本当に勉強をしたくても、困難な生徒たち。

今後も彼らをサポートしていけたらと考えている。

0 件のコメント:

コメントを投稿